一人暮らしの電気代の平均は月7,337円。4人家族なら月1万3,928円です。人数が4倍になっても電気代は1.9倍ほどにしかなりません。エアコンや冷蔵庫など、人数が増えても台数が増えにくい家電が多いためと考えられます。
「電気代」は家計調査では「光熱・水道」という大きな括りの中の1品目です。ガス代・水道代と混同した数字が出回っていることがあるので、下の表は電気代だけを取り出しています。
世帯人数別・電気代の平均(月額)
| 世帯 | 電気代 | ガス代 | 水道代 | 光熱・水道 計 |
|---|---|---|---|---|
| 一人暮らし | 7,337 | 2,999 | 2,136 | 13,333 |
| 2人 | 12,144 | 4,663 | 4,221 | 22,691 |
| 3人 | 13,915 | 5,096 | 5,295 | 25,626 |
| 4人 | 13,928 | 5,112 | 6,098 | 25,942 |
| 5人 | 15,665 | 4,877 | 6,726 | 28,271 |
| 6人以上 | 17,322 | 5,361 | 8,938 | 33,534 |
すべて公表値(品目別の年間金額を12で割った月額)。「光熱・水道 計」は電気・ガス・水道に他の光熱(灯油等)を加えた家計調査の品目分類の合計で、電気+ガス+水道の単純合計とはわずかにずれます。世帯名を押すと、その世帯の平均で診断ツールの電気代の欄が開きます。
一人暮らしの年齢別
| 年齢 | 電気代 | ガス代 | 水道代 |
|---|---|---|---|
| 34歳以下 | 4,569 | 2,323 | 1,341 |
| 35〜59歳 | 7,291 | 3,139 | 2,110 |
| 60歳以上 | 8,473 | 3,202 | 2,468 |
すべて公表値。34歳以下と60歳以上で、電気代は月3,904円(年4万6,848円)違います。在宅時間の長さが大きく効いていると考えられます。
電気代が平均より高いとき、確かめる順番
- 契約アンペア(契約容量): 基本料金は契約アンペアが大きいほど高くなります。同時に使う家電の量に対して大きすぎないか、検針票やマイページで確かめられます。
- 電力会社・料金プランの見直し: 2016年の電力小売全面自由化以降、地域の大手電力会社以外にも契約先があります。今の使用量・時間帯の使い方に合ったプランかどうかは、電力・ガス取引監視等委員会の案内や各社の比較ページで確かめてください。
- 在宅時間と季節: 一人暮らしでも在宅ワークが多い、あるいは高齢の世帯ほど電気代は上がりやすい傾向があります(上の年齢別表のとおり)。平均より高いこと自体は、生活スタイルの結果であって「無駄」とは限りません。
この記事では特定の電力会社やプランを比較・推奨していません。自分の電気代を入れると、同じ世帯の平均との差と、電気代を含めた固定費全体で「年間いくら浮くか」を出すツールを作りました。入れた金額は送信されず、ブラウザの中だけで計算します。
家賃・電気・保険まで含めた固定費全体の平均は「固定費の平均はいくら?」に、一人暮らしの固定費を年齢別に並べた表は「一人暮らしの固定費の平均はいくら?」に、通信費・スマホ代の平均は「通信費の平均はいくら?」にまとめています。
出典
総務省統計局「家計調査」家計収支編 2025年平均(e-Stat 政府統計コード 00200561、2026年9月25日取得)。単身世帯: 第1表・第2表(年齢階級別)。二人以上の世帯: 第4表(世帯人員別)。いずれも品目別の月額(公表値そのもの。電気代・ガス代・水道代は推計を含みません)。
この記事は家計の目安を示すもので、特定の電力会社・料金プランの値段を比べたり、乗り換えでいくら安くなるかを約束したりするものではありません。