二人以上の世帯のプロパンガス(LPガス)代は、全国平均で年2万309円、使う量は年31.5㎥(2023〜2025年の平均)。支払いを量で割ると1㎥あたり645円です。
ただしこの全国平均は、都市ガスの家・オール電化の家も含めた平均です。プロパンを使う家が多い高知市は年4万2,101円、ほとんど使わない大阪市は年1,100円。プロパンの家が比べるなら、金額より「1㎥あたりいくら払っているか」のほうが当てになります。
ガス代を含めた固定費を、1分で平均と比べる →(金額は送信されません・登録不要)
都市別・プロパンガス代と1㎥あたりの支払い(年間・2023〜2025年平均)
| 都市 | プロパン代(年) | 月ならし | 量(年) | 1㎥あたり |
|---|---|---|---|---|
| 高知市 | 42,101 | 3,508 | 68.7㎥ | 613円 |
| 盛岡市 | 38,471 | 3,206 | 45.4㎥ | 848円 |
| 札幌市 | 38,382 | 3,198 | 52.8㎥ | 727円 |
| 山形市 | 38,079 | 3,173 | 54.5㎥ | 699円 |
| 那覇市 | 35,825 | 2,985 | 45.6㎥ | 786円 |
| 松江市 | 32,967 | 2,747 | 43.6㎥ | 757円 |
| 甲府市 | 32,362 | 2,697 | 48.5㎥ | 667円 |
| 浜松市 | 32,328 | 2,694 | 49.1㎥ | 659円 |
| 佐賀市 | 32,263 | 2,689 | 38.0㎥ | 849円 |
| 松山市 | 31,149 | 2,596 | 49.1㎥ | 634円 |
| 福島市 | 31,048 | 2,587 | 45.3㎥ | 685円 |
| 大分市 | 30,242 | 2,520 | 45.8㎥ | 661円 |
| 水戸市 | 28,881 | 2,407 | 49.6㎥ | 582円 |
| 宇都宮市 | 28,484 | 2,374 | 45.6㎥ | 624円 |
| 前橋市 | 28,236 | 2,353 | 48.6㎥ | 581円 |
| 青森市 | 27,987 | 2,332 | 27.9㎥ | 1,002円 |
| 全国 | 20,309 | 1,692 | 31.5㎥ | 645円 |
| 仙台市 | 14,278 | 1,190 | 21.8㎥ | 655円 |
| 福岡市 | 14,796 | 1,233 | 25.9㎥ | 571円 |
| 広島市 | 14,873 | 1,239 | 23.5㎥ | 633円 |
| 横浜市 | 7,197 | 600 | 14.5㎥ | 496円 |
| 東京都区部 | 1,359 | 113 | 3.5㎥ | — |
| 大阪市 | 1,100 | 92 | 4.1㎥ | — |
プロパン代(年)と量(年)は公表値(都道府県庁所在市・政令指定都市の二人以上の世帯、2023〜2025年の3年平均)。金額の多い15市と全国、主な大都市を抜き出しました。「月ならし」は年額÷12、「1㎥あたり」は年額÷量で、このページで計算した値です。基本料金を含んだ支払いを量で割っているので、ガス会社の「従量単価」とは別物です。量が年10㎥に満たない都市は、使う家が少なく値がぶれるので「—」にしました。
量が年20㎥以上ある都市どうしで比べても、1㎥あたりの支払いは長崎市の564円から青森市の1,002円まで、約1.8倍の開きがあります。プロパンガスは会社ごとに料金を決める自由料金なので、同じ量を使っても払う額が地域や会社で変わります。
あなたの1㎥あたりを出す
検針票(ガス料金のお知らせ)にある請求額と使用量(㎥)を入れると、1㎥あたりの支払いを出して、全国平均の645円と比べます。計算はこの画面の中だけで行い、金額はどこにも送られません。
使う量が少ない月ほど、基本料金の分だけ1㎥あたりは高く出ます。夏の少ない月より、冬の多い月の検針票で比べると、全国平均(年31.5㎥=月2.6㎥の家も含む平均)との比較がぶれにくくなります。
月別のガス代(2025年・全国の二人以上の世帯)
| 支払月 | プロパンガス | 都市ガス |
|---|---|---|
| 1月 | 2,078 | 4,393 |
| 2月 | 2,281 | 4,541 |
| 3月 | 2,236 | 4,764 |
| 4月 | 2,130 | 4,293 |
| 5月 | 2,021 | 3,713 |
| 6月 | 1,763 | 3,041 |
| 7月 | 1,508 | 2,465 |
| 8月 | 1,289 | 1,996 |
| 9月 | 1,151 | 1,798 |
| 10月 | 1,175 | 1,794 |
| 11月 | 1,250 | 2,268 |
| 12月 | 1,633 | 3,006 |
月額は公表値(円)。どちらも、そのガスを使わない家を含めた全世帯の平均です。2025年の合計はプロパンガス2万515円・都市ガス3万8,072円で、足すと家計調査の「ガス代」(年5万8,589円)とほぼ一致します。
プロパンガスは最も多い2月(2,281円)と最も少ない9月(1,151円)で約2倍、都市ガスは約2.7倍の開きです。冬に上がるのは、給湯と暖房でガスを使う量が増えるためです。
プロパンガス代が高いとき、確かめる順番
- 1㎥あたりを出す: 上の計算欄で、自分の支払いを1㎥あたりに直して、住んでいる都市の数字と比べてください。量が多いのか、単価が高いのかで手の打ち方が変わります。
- 内訳を見る: 液石法の省令改正で、2025年4月2日からLPガス料金は基本料金・従量料金・設備料金に分けて通知することが義務づけられました(経済産業省)。検針票の内訳で、従量単価と設備料金がいくらかを確かめてください。
- 賃貸なら契約の形を確かめる: 賃貸の集合住宅では、建物ごとにガス会社が決まっていて入居者が選べないことが多くあります。まず管理会社・大家に、自分で会社を変えられる契約かを確かめるのが先です。2024年7月2日からは、賃貸住宅の入居希望者にLPガス料金を前もって示すことも義務づけられています。
- 持ち家なら見積もりを取る: 戸建てで自分が契約者なら、他のガス会社の料金表と比べられます。設備の貸与や契約期間の条件がついていないかも合わせて確かめてください。
この記事では特定のガス会社や切り替えサービスを比較・推奨していません。ガス代を含めた固定費全体で「年間いくら浮くか」は、診断ツールで出せます。
世帯人数別のガス代の平均は「ガス代の平均はいくら?」に、冬の電気代・灯油代は「冬の電気代の平均」・「灯油代の平均」にまとめています。
出典
総務省統計局「家計調査」品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2023年〜2025年平均)「食料以外」表のプロパンガス(金額・数量)、二人以上の世帯(統計局 rank14.xlsx、2026年10月2日取得)。月別は同「家計調査」長期時系列 品目分類(全品目)(2025年改定)支出金額(月)二人以上の世帯(e-Stat statInfId 000040270651、2026年7月分まで)。LPガスの料金表示の義務は経済産業省「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」施行規則の改正(2024年4月2日公布)による。
この記事は家計の目安を示すもので、特定のガス会社の料金を比べたり、切り替えでいくら安くなるかを約束したりするものではありません。