一人暮らしの光熱・水道費は、2025年の1〜3月が3か月で5万1,993円、月ならし1万7,331円でした。7〜9月(3か月で3万3,207円、月ならし1万1,069円)の1.57倍で、冬の3か月だけで夏より1万8,786円多く払っています。
内訳は電気代9,295円・ガス代3,941円・灯油など1,832円・水道代2,263円(いずれも1〜3月の月ならし)。冬に増える6,262円のうち、電気代が2,473円、ガス代が1,893円、灯油などが1,688円です。水道代は季節でほとんど動きません。
一人暮らし(単身世帯)の月別の数字は公表されていません。家計調査は単身世帯を3か月ごと(四半期)に集計しているので、この記事は3か月の合計を3で割った「月ならし」で見ています。支払った月で記録するため、「1〜3月」はおおむね12〜2月に使った分です。
一人暮らしの平均と、あなたの光熱費を1分で比べる →(金額は送信されません・登録不要)
季節別・一人暮らしの光熱・水道費(2025年・月ならし)
| 支払った時期 | 光熱・水道 計 | 電気代 | ガス代 | 灯油など | 水道代 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜3月 | 17,331 | 9,295 | 3,941 | 1,832 | 2,263 |
| 4〜6月 | 12,551 | 6,743 | 3,286 | 350 | 2,171 |
| 7〜9月 | 11,069 | 6,822 | 2,048 | 144 | 2,055 |
| 10〜12月 | 12,325 | 6,704 | 2,421 | 1,017 | 2,184 |
| 4期の平均 | 13,319 | 7,391 | 2,924 | 836 | 2,168 |
四半期ごとの公表値(3か月の合計)をこのページで3で割った値(円)。「灯油など」は家計調査の「他の光熱」(灯油が大半。プロパンガスはガス代に入ります)。「4期の平均」は4つの四半期を足して12で割った値で、年報の一人暮らしの年平均(光熱・水道1万3,333円・電気代7,337円)とは集計方法の違いで少しずれます。単身世帯の集計世帯数は各期およそ640世帯、平均年齢は58歳です。
冬に上がる幅は費目でかなり違います。年平均と比べると、1〜3月は電気代が1.26倍、ガス代が1.35倍、灯油などは2.2倍。電気代の上がり方は二人以上の世帯(2〜3月で年平均の1.25倍、冬の電気代)とほぼ同じです。
年齢別・一人暮らしの冬の光熱費の目安
四半期の数字は年齢別には分かれていません。そこで、年齢別の年平均(公表値)に、上の表の「1〜3月÷4期の平均」=1.30をかけた推計を並べます。
| 年齢 | 年平均(公表値) | 1〜3月の目安(推計) | 差 |
|---|---|---|---|
| 一人暮らし全体 | 13,333 | 約1万7,300 | +4,016 |
| 34歳以下 | 8,291 | 約1万800 | +2,497 |
| 35〜59歳 | 13,299 | 約1万7,300 | +4,006 |
| 60歳以上 | 15,380 | 約2万 | +4,633 |
年平均は家計調査2025年平均(単身世帯 第2表)の光熱・水道の公表値。「1〜3月の目安」は年平均×1.3012(1〜3月の月ならし1万7,331円÷4期の平均1万3,319円)で、推計です。家にいる時間が長いほど冬の振れ幅は大きくなりやすく、34歳以下では実際の上がり幅がこれより小さいこともあります。年齢名を押すと、その年齢の平均で診断ツールが開きます。
34歳以下の一人暮らしなら、冬の光熱・水道費が月1万円を少し超えるのは平均どおりです。1万5,000円を超えているなら、下の「確かめる順番」に当てはまるものがないか見てください。
今月の電気代+ガス代から、冬を見積もる
電気代とガス代の合計と、それを払った月を入れると、一人暮らしの季節ごとの動き(2025年)で割り戻して、1〜3月の月ならしの目安を出します。計算はこの画面の中だけで行い、金額はどこにも送られません。
3か月ごとの数字で割り戻すので、同じ3か月の中の山(2〜3月の支払いがいちばん高い)はならされます。ピーク月の請求は、目安より数%高く出ます(二人以上の世帯の2025年では、3月の支払いが1〜3月の平均より3.5%高かった)。2025年は1〜3月使用分と7〜9月使用分に国の電気・ガス料金の補助があり、その時期は補助のぶん低めです。
去年・今年の冬と比べる(1〜3月・月ならし)
| 年 | 光熱・水道 計 | 電気代 | ガス代 | 灯油など |
|---|---|---|---|---|
| 2025年1〜3月 | 17,331 | 9,295 | 3,941 | 1,832 |
| 2026年1〜3月 | 15,968 | 8,640 | 3,608 | 1,522 |
四半期の公表値をこのページで3で割った値(円)。2026年の冬が安いのは、1〜2月使用分の電気の補助が1kWhあたり4.5円と、2025年(2.5円)より厚かったことも効いていると考えられます(資源エネルギー庁の電気・ガス料金支援)。
一人暮らしの冬の光熱費が高いとき、確かめる順番
- 年平均ではなく、冬の数字と比べる: 1〜3月は年平均の1.3倍が「ふつう」です。冬の請求を年平均(月1万3,333円)と比べると、ほとんどの人が「高い」と出ます。
- 電気代が多いなら、契約アンペアとプラン: 一人暮らしでも、エアコン・電子レンジ・ドライヤーが重なる冬に合わせて契約を上げたままのことがあります。基本料金は契約アンペアが大きいほど高くなります(電気代の平均)。
- ガス代が多いなら、都市ガスかプロパンか: プロパンは会社ごとの自由料金です。検針票の金額を使用量(㎥)で割ると、1㎥あたりで比べられます(プロパンガス代の平均)。冬はお湯の温度が下がり、給湯のガスが増えます。
- 灯油を使っているなら、光熱費の合計で見る: 灯油ストーブを使う人は電気代が低めでも、灯油に移っているだけのことがあります(灯油代の平均)。外が0℃より暖かい日は、エアコンのほうが安いことが多いです(エアコンと灯油どちらが安い)。
この記事では特定の電力会社・ガス会社やプランを比較・推奨していません。光熱費を含めた固定費全体で「年間いくら浮くか」は、診断ツールで出せます。冬の請求額を入れるときは、結果の「平均」が年平均であることを頭に置いて見てください。
家賃・通信・保険まで含めた一人暮らしの固定費は「一人暮らしの固定費の平均はいくら?」に、二人以上の世帯の月別の電気代は「冬の電気代の平均はいくら?」に、月別のガス代は「ガス代の平均」の冬の表にまとめています。
出典
総務省統計局「家計調査」家計収支編 単身世帯 詳細結果表 第9表「1世帯当たり品目別支出金額及び購入頻度」(単身世帯の支出金額。3か月計)。2025年1〜3月期 statInfId 000040276696、4〜6月期 000040303334、7〜9月期 000040365420、10〜12月期 000040409829、2026年1〜3月期 000040450864(e-Stat 政府統計コード 00200561、2026年10月2日取得)。年齢別の年平均は「家計調査」2025年平均 単身世帯 第2表。補助の単価は資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」の各電力会社の案内による。
この記事は家計の目安を示すもので、特定の電力会社・ガス会社・料金プランの値段を比べたり、乗り換えでいくら安くなるかを約束したりするものではありません。