冬の電気代の平均はいくら?
月別の電気代・ガス代・灯油代を家計調査2025年で見る

2026年10月2日 公開。数字は総務省統計局「家計調査」の月別の公表値から。

二人以上の世帯の電気代は、2025年でいちばん高かったのが3月の支払いで月1万6,559円(2月も1万6,552円)。いちばん安い6月の1万709円の1.55倍です。年平均(月1万3,218円)と比べると、2〜3月は1.25倍になります。

1〜3月の3か月で払った電気代は計4万8,015円。6〜8月の夏の3か月(計3万4,209円)より1万3,806円多く、電気代は夏より冬のほうが重い、というのが家計調査の数字です。

家計調査は「実際に支払った金額」を支払った月で記録します。電気代は使った月の翌月に請求・引き落としになることが多いので、「3月の支払い」はおおむね2月に使った分です。

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月別の電気代・ガス代・灯油代(2025年・二人以上の世帯)

支払月電気代年平均比ガス代灯油など光熱・水道 計
1月14,9041.136,4722,98929,572
2月16,5521.256,8223,35931,877
3月16,5591.257,0002,44331,302
4月14,8051.126,4231,31927,445
5月12,2200.925,73468723,322
6月10,7090.814,80443521,361
7月10,9070.833,97429720,174
8月12,5930.953,28418520,991
9月13,8251.052,94920622,170
10月12,9130.982,96970221,675
11月11,1380.843,5181,37920,662
12月11,4970.874,6402,55324,014
年平均13,2181.004,8821,38024,547

月額はすべて公表値(円)。「年平均」と「年平均比」はこのページで計算した値で、電気代の年平均1万3,218円は家計調査2025年の年報の値と一致します。「灯油など」は家計調査の「他の光熱」(灯油など。プロパンガスはガス代に入ります)。「光熱・水道 計」は水道代を含みます。

ガス代は3月の支払い(7,000円)が9月(2,949円)の2.4倍。灯油などは2月が3,359円で、8月の185円の約18倍です。冬に上がる幅は、電気代よりガス代・灯油のほうが大きく出ます。光熱・水道の合計では、2月の3万1,877円が最高で、7月の2万174円より月1万1,703円多くなります。

世帯人数別・冬のピーク月の電気代の目安

家計調査の月別の数字は二人以上の世帯の平均だけです(世帯人数別・一人暮らしの月別は公表されていません)。そこで、各世帯の年平均に、上の表のピーク月の倍率1.25をかけた推計を並べます。

世帯年平均(公表値)2〜3月の目安(推計)差
一人暮らし7,337約9,200+1,855
34歳以下4,569約5,700+1,155
60歳以上8,473約1万600+2,142
2人12,144約1万5,200+3,070
3人13,915約1万7,400+3,517
4人13,928約1万7,400+3,520
5人15,665約1万9,600+3,960
6人以上17,322約2万1,700+4,378

年平均は家計調査2025年平均の公表値。「2〜3月の目安」は年平均×1.2528(3月支払16,559円÷年平均13,218円)で、推計です。一人暮らしや寒い地域では季節の振れ幅が違うことがあります。世帯名を押すと、その世帯の年平均で診断ツールの電気代の欄が開きます。

冬の請求を年平均と比べると、ほとんどの家で「平均より高い」と出ます。冬の請求額で比べるときは、上の「2〜3月の目安」の列と比べてください。

今月の電気代から、冬のピーク月を見積もる

請求額と、それを払った月を入れると、2025年の月ごとの動きで割り戻して、2〜3月の支払いの目安と1年分の目安を出します。計算はこの画面の中だけで行い、金額はどこにも送られません。

2025年は1〜3月使用分と7〜9月使用分に国の電気・ガス料金の補助(値引き)があり、その月の数字は補助のぶん低めに出ています。冬の補助の有無は年によって違うので、目安には数千円単位の幅があると考えてください。

去年・おととしの冬と比べる(1〜3月の支払い)

年1月2月3月3か月計
2024年12,37613,63913,78039,795
2025年14,90416,55216,55948,015
2026年14,37815,63314,98945,000

月額は公表値(二人以上の世帯、円)。3か月計はこのページで足した値。家庭向け(低圧)の補助の値引き単価は、2025年1・2月使用分が1kWhあたり2.5円・3月使用分が1.3円、2026年1・2月使用分が4.5円・3月使用分が1.5円でした(資源エネルギー庁の電気・ガス料金支援。各電力会社の案内で確認)。2026年の冬が2025年より安いのは、補助が厚かったことも効いていると考えられます。

冬の電気代が高いとき、確かめる順番

この記事では特定の電力会社やプランを比較・推奨していません。電気代を含めた固定費全体で「年間いくら浮くか」は、診断ツールで出せます。冬の請求額を入れるときは、結果の「平均」が年平均であることを頭に置いて見てください。

電気代を平均と比べる(固定費診断)

世帯人数別・年齢別の電気代の年平均は「電気代の平均はいくら?」に、ガス代(都市ガスとプロパンの注意)は「ガス代の平均はいくら?」に、固定費全体は「固定費の平均はいくら?」にまとめています。

明細を送れば、削れる順と月いくら浮くかを1枚にして返します(ココナラ ¥1,000・このサイトの運営者の出品です)

出典

総務省統計局「家計調査」家計収支編 長期時系列表 表1-1「品目分類(小分類まで):支出金額(月)」二人以上の世帯(e-Stat 政府統計コード 00200561、statInfId 000040270646、2026年7月分まで・2026年9月4日更新、2026年10月2日取得)。世帯人数別・一人暮らしの年平均は「家計調査」2025年平均(単身世帯 第1表・第2表、二人以上の世帯 第4表)。補助の単価は資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」の各電力会社の案内による。

この記事は家計の目安を示すもので、特定の電力会社・料金プランの値段を比べたり、乗り換えでいくら安くなるかを約束したりするものではありません。